インテリアコーディネートサービス内容と費用相場
インテリアコーディネーターに依頼時の費用相場はインテリアコーディネートの提供内容によって異なります。
フルサービス
家具インテリア購入時のトータルインテリアコーディネートを行い、家具・照明・カーテン・ラグ等の調達から搬入設置の手配まで一貫して行うもので、スタイリクスもこのタイプです。
サービス内容
- お部屋のレイアウト(家具配置)
- カラー(色・柄)コーディネート
- 家具・照明・カーテン・ラグの選定・提案から調達・搬入設置

他にも設計事務所など専門的な知識と経験を持ったプロのインテリアコーディネーターがいる所がこの内容で提供しています。採寸や搬入経路の確認など、注意してサポートをしてもらえ、搬入設置までお任せできるので安心です。
また、リノベーションやリフォーム事業が主体になっている工務店で、インテリアコーディネートも一緒に行っている企業などでは内装(壁紙、床、建具、天井、コンセント、スイッチ)から行う所もあり、埋め込み照明や窓のロールスクリーン、シェードといった建物への工事が必要なものも対応しています。
リノベーションやリフォームをしている方はリフォーム会社を検討する際に考慮すると良いでしょう。
費用の相場
一般的な依頼費用の相場は10万円~で部屋数・広さ・商品点数など依頼規模によって増えていきます。
また、採寸や搬入経路の確認を、インテリアコーディネーターにサポートしてもらいながら自分でするか、直接自宅など現場まで来てもらって、やってもらうかによっても費用は変わってきます。
多くの所は、インテリアコーディネーターが自宅など現場に来て行います。メリットとしては面倒が無い点ですが、デメリットとしては、当然その分時間や手間がかかるため、元々の料金が高めに設定されていることです。そして、実はこの部分の費用というのはかなり大きく占めています。
しかし、採寸や搬入経路の確認は、基本的なやり方や注意事項を教えてもらえれば、訓練を積まないとできないような類のものではありません。

スタイリクスでは、採寸や搬入経路の確認の方法を丁寧に書いたものを準備してお渡しした上で口頭でもご説明し、お客様がご自身で実施できるようサポートすることによって減らせる費用を減らして、無料サービスの実現と維持を図っています。
もちろん、家具メーカーへの在庫確認や仕様確認、配送業者への配送・納品日の設定、搬入から開梱・組立設置、廃材回収の手配まで、実際のオペレーションはお任せいただけます。
費用対効果の低い部分は自分でやって、効果の高い所だけプロにお任せしたいという方におすすめです。
サービスの詳細を見る▲
相場参考情報:協会料金ガイドラインと調査
提案のみ
最近は、フリーランスや副業でインテリアコーディネーターの仕事ができる機会が増えてきて、インテリアコーディネートと家具の選定・提案までで、調達や搬入設置は手配しない形も見られるようになってきました。
費用の相場
この場合の依頼費用の相場は2~3万円。やはり部屋数が多くなると増えていきます。
費用が安いのが魅力ですが、プロとして仕事をしているわけではないことも多く、十分な打合せができているかどうかなどクオリティが個人に依存しますので、見極めが重要です。
特に、カーテンや照明、ラグに関しては、単にデザインだけの問題ではなく、機能性や素材、採寸、取付といった専門的な知識がより必要になってきます。
中には、3D画像だけ綺麗に描けるけど、商品は毎回ネットで検索して限られた家具サイトから同じような提案をしているだけという場合もあるので注意しましょう。

また、採寸や搬入経路の確認のサポートを受けられなかったり、提案された家具メーカーや家具店のオンラインショップによっては、部屋までの搬入、開梱・組立設置、廃材回収といった作業をお願いできず、軒先渡しになって、自分で行うものが出てくるという面倒な点もデメリットです。
新築やリフォーム、新居購入といった大きなタイミングや、LDがしっかりあってトータルインテリアコーディネートしたいという場合にはおすすめできませんが、家具の追加購入が1~2点だけどインテリアコーディネーターに依頼したい、という場合には手軽で便利な選択肢です。
家具店のインテリアコーディネート
ニトリやIKEA、無印、アクタス、BoConceptといった家具店が提供しているインテリアコーディネートで、内容としては前述のフルサービスと同じですが、もっとも大きな違いは選定する家具・カーテン・照明・ラグが、その家具ブランドのものに限られるということと、担当者が必ずしもプロのインテリアコーディネーターとは限らないということです。
家具ブランドが限られるデメリットとしては、お部屋の間取りや内装に合わせたサイズやスタイル、カラーのアイテムが見つからないリスクがあるという点です。
また、価格帯が一定なので、重要な家具には費用をかけて質の高いものを入れ、そうでないところは安いもので抑えるといったメリハリをつけづらい、というのもあります。
費用の相場
家具の種類が限られる代わり、依頼費用の相場としては、無料か5千円程度の格安な料金設定になっています。そのブランドのみで家具を揃えることが確定している方にはおすすめです。
実は、スタイリクスは、専門のコーディネートオフィスのように幅広いブランド(約500ブランド)と豊富な取扱い点数(約十万点)を対象にしながら、家具店のように無料の料金設定をした“いいとこどり”をしています。

それができるようになった背景には、日本で最も早くインテリアコーディネート専門店を開始し、プロのインテリアコーディネーターの研修システムと共に、家具レンタルや3Dシミュレーションなど新しい仕組みを業界に先駆けて開発することで、お客様と同時に多くの家具メーカーの信頼を得て、長年かけてコツコツと賛同いただける家具メーカーさんを増やしてきたことがあります。
お客様に満足度の高い付加価値を提供することに注力し続けた結果、お客様のご紹介もとても多くいただくようになりました。
選ばれる6つの理由▲
協会料金ガイドラインと調査
インテリアコーディネート会社としてスタイリクスも加入しているインテリア産業協会傘下の地域別インテリアコーディネーター協会では、提供内容ごとにガイドラインを設けているところがあり、多くのコーディネーターが基準としていますので、ご紹介します。
コーディネート費用:内装・家具・設備提案
関東甲信越IC協議会:7万円+α
ICA関西:5万円+2万~3万円/室
プレゼンボード作成費用:内装・家具・設備
関東甲信越IC協議会:2万円+α
インテリア用品選定・調達費用
ICA関西:3万円+採用商品代金の5~10%(家具等の料金は別)
※αの部分は、打合せ回数や規模などによって事前に提示されます。
ICA関西の料金ガイドラインに沿って、家具の選定と調達、配送、搬入、開梱・組立設置など手配をお任せした場合の費用を計算してみます。
家具の費用100万円⇒8万円~13万円
家具の費用60万円⇒6万円~9万円
家具の費用20万円⇒4万円~5万円
他にも、特定の設定でお任せした場合、いくらになるかをインテリアコーディネーター数十名にアンケートした調査がありますのでご紹介します。(2021年2月 三宅利佳オンラインサロン調査より引用)
内装家具のトータルコーディネート料金
【Case 1】
マンション100㎡ 総予算500万円の場合
⇒15万円~50万円※予算にはリフォームや新築などの内装(壁紙、床、建具)含む
【Case 2】
ワンルーム30㎡ 総予算50万円の場合
⇒10万円~25万円
※予算には内装を含まない
更に詳しく一般的なインテリアコーディネート依頼時の料金・費用相場について知りたい方は→インテリアコーディネート依頼時の費用相場と料金
家具探しの手間/時間を節約▲
インテリアコーディネーターに依頼するメリット
一般的にインテリアコーディネーターに依頼するメリットとして、面倒なことをお任せできるということの他に、ポイントになるのは次のような点です。
- インテリア(色・デザイン)に統一感を出せる
- ポイントをおさえて失敗しない
- 費用を抑えて上質感を演出できる
- 置きたい家具をすっきり収められる
それぞれのポイントについて詳しく知りたい方は→コーディネートを依頼するメリット
スタイリクスのサービスでは、上記以外にも以下のような特別なメリットもあります。
- 早い(ご相談日に提案)
- 納得(共同設計)
- 商品の幅が広い(10万点)
- 初期費用が抑えられるプランがある
これらのメリットに興味のある方は
特別なメリット詳細▲