PROFILE

東京女子大学心理学科卒業
青山学院大学大学院MBA修了
外資系IT企業(米系、仏系、独系)にて、コンサルティング営業、事業開発、マネジメントを経験。ニューヨーク、ミラノでの在住経験を活かしたスタイリッシュなインテリアの中でも、家庭での主婦経験を活かした現実的な住みやすさに配慮したコーディネートを得意とする。

COORDINATE STYLE ~実例の中から

「都心の癒しロケーションで男のナチュラルシック」(H様邸)

土日のお仕事も多くお忙しい毎日をお過ごしで、ご自宅は癒される空間にしたいとリクエストをいただきました。春には、眼下に桜並木が続くロケーションを気に入って、このリノベーション済みの物件を気に入られたというH様。好きな土地で自分らしく生活するお部屋を目指しました。

お部屋にまつわる「ストーリー」から

コーディネートの最初に行うヒアリングでは、お客様が、そのお部屋のどこを気に入られたのか、またはどこに少しお困りなのか、ということをよくお聞きします。例えば、「窓から見える景色が最高で」とか、「収納が足りなくて」とか。そういった会話の中から、お客様ご自身にとっては、当たり前で、あえて言葉にしないような価値観が見えてきて、「ではすっきり見えるお部屋にしましょう」「窓からの景色を楽しめるお部屋にしましょう」といった、お部屋のテーマが決まってきます。

H様が気に入られたというワンルームは、窓から桜並木が見下ろせる立地で、お話をお聞きしていると、春には眼下に桜の絨毯が広がる情景が浮かび、窓際のイメージが湧きました。反対色のグリーンのカーテンは、ナチュラルな印象を演出するのはもちろん、桜の淡いピンクをより鮮やかに感じさせます。

お部屋それぞれの「個性」を汲んで

最近では、海外のおしゃれなインテリアの事例をネット上で集めることも簡単になりました。ただ、理想のイメージが見つかっても、ご自身のお部屋でそれを実現しようとすると、お部屋の広さも間取も、内装も、異なりますから、難しいですよね。実際のお部屋では、梁が出っ張っていたり、壁にはコンセントやスイッチがあったり、とても現実的な複数の問題を考慮する必要があります。それぞれのお部屋の個性に合わせて、実際の生活空間の中で ”しっくりくる” インテリアであることが大切だと思っています。

リノベーション物件のため、室内に12cmの段差があり、家具の配置を難しくしていました。この段差が、スタイリクスにご相談されたきっかけでもありました。3Dでも十分に家具の配置をご確認いただき、またソファは軽く動かしやすいものをご提案することで、ご納得いただけるレイアウトとなりました。

お客様の意味する、真のニーズを探る

例えば、「自然な感じのお部屋」といった場合、グリーンがたくさん置いてあるお部屋なのか、天然木の風合いを活かしたお部屋なのか、お庭などの外部空間を身近に感じるお部屋なのか、お客様によって「自然」の意味するところは異なります。これは、「モダンな感じ」「かわいい感じ」という場合も同様です。大まかなイメージを、具体的な形、色、素材へと落とし込むため、お客様のイメージと相違がないか確かめながら進めていきます。目指すゴールをお客様と共有して、一緒にお部屋を形にしていきます。

床が明るいグレージュ色のため、落ち着いた色合いのウォールナットの家具でまとめ、夜は間接照明でゆったりするのにも最適な空間になりました。ナチュラルなインテリアをご希望のH様のために、グリーンのソファ・カーテン、観葉植物でさらにリラックス感を演出しています。