オープンキッチン気分のダイニング


~インテリアコーディネーターが
プロの視点でコーディネートを解説します~
お料理好きの方なら、オープンなカウンターのあるキッチンがいい!という方も多いと思いますが、お部屋探しのときは、立地とかお部屋の広さとか、家賃とか、優先すべきことが他にあって、壁付のI型キッチンのお部屋に決めたという方もいらっしゃるかもしれません。スタイリクスのお客様でも、お料理が得意で、「キッチンが重要」「お客様を招いてお料理をふるまえるお部屋にしたい」「キッチン家電がたくさんあって収納に困ってる」など、キッチンまわりに重点を置いたご相談も多いものです。今回は、置き家具で実現する、賃貸でもできる、オープンキッチンのアイデアを、木工家具メーカー高野木工からご紹介します。
置くだけ!簡単!カウンターキッチン
カウンターをつくると、キッチンをさり気なく目立たなく目隠しできるのもうれしいですよね。ロータイプの食器棚でも、カウンター用ではない一般的なものだと、背面の合板がむき出しになっていたりするので、家具選びには気をつけてくださいね。背面が化粧された、カウンター用の家具を使用して、理想のカウンターキッチンを手に入れましょう。

収納のタイプは引戸、家電用のスライド棚付、引出、オープン棚から、用途に合わせて組み合せて、お部屋にあったサイズに仕上げることが可能です。

天板の材質は、(上段左から)天然木突板、天然木無垢、(下段左から)メラミン化粧板、人工大理石(白・黒)から選択可能。木の質感を楽しみたい木天板、耐水・耐熱性にこだわって本格キッチンを目指すなら人工大理石がおすすめです。収納部分は複数のユニットを組み合わせても、天板には継ぎ目のないカウンターが作れるのがうれしいところ。写真のウォールナットのほかに、明るい木目のホワイトオーク材も展開しています。

組合せは「あなた次第」
本体の収納家具のタイプも天板も、好みに合わせて選べるから、特注のキッチンみたいな気分。しかも、木工家具メーカーの家具だから、木の質感も楽しめます。調理のときの作業台としてはもちろん、カウンターチェアを並べれば、忙しい朝の簡単朝食スペースにもなりますね。憧れのカウンターキッチン、まだあきらめるのは、早いかもしれません。

佐野 有
賃貸マンションなど、決まった間取りのお部屋に住む場合、家具の配置によって、自分の生活しやすい間取りにアレンジするのもおすすめです。今回ご紹介したキッチンカウンター以外にも、リビングに書斎コーナーをつくったり、ワンルームのベッドを目隠ししたりと既存の間取りを理想に近づけるのに役立つ家具はたくさんあります。是非ご相談ください。