ドレープカーテンの選び方

ドレープカーテンの選定ポイントは、デザイン、生地、ヒダの3つです。既成カーテンの場合は、ここにサイズも入ってきますが、オーダーで作る場合は、窓寸法に合わせて作るので通常は検討ポイントにはなりません。

夜のお部屋ではカーテンの面積が大きいので、デザインをお部屋のコンセプトに沿って選び、他のインテリアと調和させるのはとても重要です。

まず決めたいのは、カラーの方向性ですね。カーテンサイズが非常に大きい場合は、あまり濃い色合いを持ってくると強すぎて空間のバランスを崩してしまうため、床や壁と同調しやすい色合いか淡い色合いを持ってきましょう。

逆に、カーテンサイズが壁に占める比率が低く、他のインテリアが単調なカラーでコーディネートされている場合は、カーテンのカラーを自分の好きな色で比較的はっきりした色合いにし、アクセントとして見せるというのを考えてみても良いと思います。

デザインとして、柄・模様のあるものにするかどうかは大きな境目ですが、柄物はどうしても飽きがくる危険性が高いので、皆さん避ける傾向にあります。柄・模様を入れる場合は、北欧、モダン、アジアン、などインテリアスタイルの特徴を持った柄を選ぶとコーディネートしやすくなります。

柄が無い場合は、無地か織りになりますが、織りのカーテンは光にあたった時の印象は、写真とはまた違ってくるので、実物のサンプルで確かめるようにしましょう。

生地は、機能を決める重要な要素で、遮光、遮熱、防炎、防汚、消臭、ウォッシャブル、撥水など各種の機能に繋がります。

ヒダは、○倍ヒダと言われ、カーテンの幅の○倍の生地を使って作ることを指します。この倍率が高いほど、ドレープ(カーテンのヒダの山)の密度がはっきり出て、美しく高級感があります。

実際使われる生地も増えるので費用もかかっており、通常は2倍ヒダですが、逆に少し少なめの1.5倍ヒダにすることで費用を抑える工夫もできます。

カーテン選びは、コーディネートの中でも結構悩むものの一つですので、是非インテリアコーディネート相談をご活用下さい。