PROFILE

物心ついたときからモデルルームを訪れては憧れの生活をイメージすることが好きだったことから大学卒業後は大手インテリアショップでコーディネート販売に従事。より専門的にコーディネートの業務に従事し、憧れの生活をお客様に想像していただける空間づくりがしたいという思いからスタイリクスのコーディネーターへ。前職での接客経験もあり、明るくお客様の立場に立った丁寧な対応が魅力。
 
資格
カラーコーディネーター アドバンスクラス
 
メッセージ
毎日生活する場所は大切な居場所だからこそ、飛び切り過ごしやすい空間を作ることを意識しております。常にお客様の立場に立ち、お客様の考えの中にあるお困りごとや暮らし方・環境から発生する課題をしっかり整理して、お客様ご自身が一番リラックスできる空間が実現するようコーディネート提案をいたします。
 

COORDINATE STYLE ~実例の中から

「不揃いチェアで遊ぶ、自分だけの北欧スタイル」(H様邸)

北欧スタイルがお好きで、きれいにまとまりすぎない、遊び心のあるスタイルをご希望でした。いろいろなチェアを組み合わせたお部屋には、H様ご家族の個性が表れていて、家に帰るのが楽しみになるような、楽しいインテリアが完成しました。

「お客様目線」で、生活を思い描く

お引越しを機にご相談に来られるお客様が多く、ご相談の最初は、お客様ご自身も、まだこのお部屋での過ごし方を具体的にイメージできていないことがほとんどです。そんな時は、今の生活の中で大切にしていることを伺って、それを実現できるお部屋づくりを心がけます。例えば、お子様と過ごす時間を大切にしているご家族の場合は、ソファ前に広くスペースをとったり、リビングにお子様のお勉強スペースを設けたり。このお部屋での生活をはっきりとイメージできると、お客様も気付かなかったような、お部屋の使い方までご提案できることがあります。

ソファ後ろのスペースをどう活かすか、迷われていましたので、カウンターデスクをご提案。当初は想定していなかったのですが、3Dを見ながら、「ここでちょっとした調べものをしてもいいし、子供が小さいうちは勉強してもいいし…」と、お客様の想像も膨らんで

ぼんやりした「イメージ」から、明確な「言葉」へ

ぼんやりしたお客様の理想の「イメージ」を細かく噛み砕き、それを実現するためには、どんな要素を組み合わせればいいのか、わかりやすい「言葉」にして表現するようにしています。そうすることで、お客様の頭の中にある「イメージ」も明確になりますし、私もそれを共有できるようになります。例えば、「お洒落」と言っても、「モデルルームのような都会的なお洒落」であれば、”ガラスや光沢のある素材を組み合わせる”とか、「カフェっぽいお洒落」であれば、”形の違うチェアや異素材をミックスする” といった具体的な形に落とし込んでいきます。

様々なデザインのチェアを配置したダイニング。カジュアルなミックス感の中にも、まとまった統一感を生むポイントは、「色を多用しないこと」と「多少の共通点を持たせること」。チェアの色は、ブルー、ブラック、ホワイトで揃え、形も北欧テイストに代表される、丸みのある軽やかなデザインで統一させています。

ライフスタイルは、ちょっと違うと、とっても違う

例えば、「お客様を呼べるお部屋にしたい」というご要望はとても多いのですが、同じ「お客様」でも、親しいママ友なのか、ご主人様の会社の上司なのか、それによって、ご提案する家具は全く違ってきます。同様に、ご予算も、家具を選ぶ上では、とても重要です。お好みにあったインテリアが完成しても、「実際の生活に合わない」「ご予算に合わない」では、せっかくご相談に来ていただいたのにもったいないですね。いろいろなご要望をお聞きした上で、ご予算の中で、優先順位を付けて、ご提案していきます。

複数のソファを組み合わせるので、高額になりやすい、念願のコーナーソファも、優先順位を整理していった結果、実現。レンタルプランをご利用いただくことで、初期費用も抑えられました。