こちらのトルコ製ラグは、近頃はやりのスタイリッシュなタイプのモチーフではなく伝統的な古典柄と色合いで織り込まれています。
ヨーロッパの伝統色と日本の伝統色には、似た色合いの物が多くあります。例えば、ラグの中心部分濃い茶系とも、エンジがかった赤系の色合いともとれるような色味は、日本の伝統色の銅色(しゃくどういろ)という赤系の色合いにとても似ています。
また、ラグの縁のラインを彩っている茶系の色味は、日本の伝統色である鳶色(とびいろ)という色合いにそっくりです。海外製品で古典的なモチーフや色合いは日本の住居にそぐわないと考えがちですが古典的な色合いやモチーフほど、しっくりくると言うことは、インテリアの知識として覚えておくと良いでしょう。