チェア PT120

このチェアは、その特徴的な背もたれのフォルムと極細の脚から、Ant（アント＝アリ）になぞらえられ、日本ではアリンコチェアとして親しまれています。その歴史は遡ること1951年、デンマークの製薬会社ノボノルディスク社の食堂椅子として、アルネ・ヤコブセンによってデザインされたものです。

このチェアが一際注目を浴びるのは、プライウッド製のシートにおける世界初の三次元一体成型技術です。この斬新な製造方法によって、シートは独特のカーブと立体感を持ち、座る人の体に完璧にフィットします。その結果、このチェアは非常に快適な座り心地を提供し、長時間の使用にも耐える耐久性を誇っています。

さらに、このチェアは単なるデザインにとどまらず、実用性にも優れています。スタッキング機能を備え、軽量でコンパクトなデザインなので、複数台を積み重ねて簡単に収納できます。これにより、スペースを効果的に活用できるため、様々な場所や用途で利用することができます。

ウォールナット材を使用したモデルは、濃いブラウンカラーで、木目の美しさが際立っています。このチェアは、ナチュラルモダンなインテリアからクラシックなスタイルまで、あらゆるテーマやデザインに調和します。そのシンプルでありながら印象的なデザインは、部屋にエレガンスとスタイルをもたらし、ゲストに印象的なインテリアを提供します。

アント（アリ）にインスパイアを受けたこのチェアは、独自のデザインと快適性で知られ、アルネ・ヤコブセンのデザインの傑作です。日常の食事やくつろぎの時間を特別なものにするために、ぜひお部屋に取り入れてみてください。その洗練されたデザインと実用性が、暮らしをより豊かにします。